「エアコン買って付けたけど、使わないんじゃないかな?」たしかに。ご主人の言う通り不思議と涼しい。
センターキッチンの珍しい間取りもさることながら、モカブラウンで統一された家具はすべて大工さんの手作りだと言う。造作のトイレに造作の洗面台。
そして収納たっぷりのパパ書斎。「屋上もぜひ見てほしい」と言われ、「家造りの想い出話を聞ききたいな」と感じながら、いざ屋上へ上がると、なんと屋上にソファやバーカウンターが。
冷たいアイスコーヒーをいただきながら、お話しを伺ったが「まさか屋上にこんなBarカウンターがあるなんて」と正直驚いた。
サンダルを脱いで、芝の上でくつろがせてもらい、空を見上げた時に、「屋上のある家を建てると人生が変わる」というキャッチコピーは、まさに今自分が感じていることだと、気が付いた。のちに聞いた話だが、屋上にはシアタースクリーンとプロジェクター、全天候型スピーカーもあったそうだ。
『屋上ニズム』この感覚は確かにやみつきになりそうだ。
写真をクリックすると、拡大画像をご覧いただけます。
マイ図書館のある
Hybrid住宅:
新十津川町
個性的な深緑色のガルバリウムと木目が印象的な外観。
玄関のドアを開けると、飾り棚が光り、わくわく感を覚えた。
ご主人自慢のTVブースも、自身のアイデアを大工さんに
造作してもらったものだと言う。
5.1chサラウンドシステムには、プロジェクターも用意されていて、家じゅうにケーブル配管が仕込まれているという。
小上がり風の和室は居酒屋をイメージしたそうだ。
二階に上がると、思い出いっぱいの本が壁一面に並べてあり、図書館顔負けの空間に。
奥さん曰く、「ここで読まれると籠ってしまうので、リビングの見える場所に、籠らない書斎を造ってもらったんですよ」なるほど。オープンスペースの書斎もいいものだ。
幻の漆喰で塗られた寝室とサニールームはやはり無臭だった。
大工さん手作りというバッハの杉の間接照明や、キッチン収納セットなど、可愛い工夫が盛りだくさんの家だ。
「竹中さんのお家は見学会も含め何件も見させてもらいました。
OBさんのアイデアを凝縮して全部デザインしてもらっちゃいました」とご夫婦。屋上ではさっそくBBQパーティをしたそうだ。普段は、洗濯物を干すにも便利で「ハンモックに揺られながらプライベートな時間を満喫するのが夢だった」と満面の笑みで語ってくれた。
写真をクリックすると、拡大画像をご覧いただけます。
このお家の『工事の想い出』をのぞいてみる